古くなったAirPods Pro 2を売るのが面倒で半年以上寝かせていたのを、AIの力を借りてやっと売った
AirPods Pro 3へ買い替えて放置していたAirPods Pro 2を、メルカリで13,000円で売却した体験です。出品を止めていた面倒の正体と、実際の作業時間、これから売る人が最初にやることを書きます。

出品が面倒で放置していたAirPods Pro 2。出品してみたら、清掃と撮影を含めてだいたい5〜10分で完了しました。
AirPods Pro 3へ買い替えてから、使わなくなったPro 2を手元に置いたままにしていました。夜に出品し、翌日の昼過ぎごろには13,000円で売れています。
写真、清掃、説明文、価格を決めるのが面倒すぎる

何回もメルカリで出品してますが、写真、清掃、付属品の確認、説明文、価格決め。頭の中で作業を並べるほど、面倒が勝ってしまいました。
AirPods Pro 2からAirPods Pro 3へは、発売されてすぐに買い替えています。Pro 3が手元に来てから、Pro 2はほとんど使っていません。使う理由がなくなったからです。売ろうと決めたきっかけも、Pro 3の発売でした。
ところが、売ると決めたあとが進みません。今も出品待ちになっているアイテムが無数にあります。
出品で最初に引っかかったのは写真で、撮影前の清掃、付属品の確認、説明文、価格を決めるのも面倒です。やることをリストアップするだけで、もう面倒になっていました。
判断の数よりも、作業にかかりそうな時間を重く見ていました。「あれもこれもやらないといけない」という見積もりが、着手を止めていたわけです。
清掃でいちばん嫌だったのは、ケースとイヤホン本体が収まる場所でした。細かい部分なので手間がかかりそうに見えます。説明文も厄介でした。何を書けば買いたいと思ってもらえるのか、どうすれば信頼してもらえるのか。知らない相手にお金を出してもらうための文章なので、そこにいちばん時間がかかると思っていたんです。
急いで現金が必要だったわけでもなく、優先度はどんどん下がり、「今週中にはやろう」「次の休みには進めよう」と先送りを続けていました。売ることは決めているのに、なかなか手をつけられない。そんな状態でした。
出品する条件は悪くありませんでした。本体、充電ケース、イヤーチップ、ケーブルまで付属品は全部残っていて、箱も手元にあります。付属品には手を着けないタイプなので綺麗な状態。
動作も正常で、購入者に伝えるべき不具合はありませんでした。それでも動けなかったのは、僕が求めていたのは、高値で売るコツよりも、明日パッと出品できる状態だったんですね。
相場を調べてから出品し、翌日ごろに売れた
実際には、相場調査、出品、コメントでの値下げ交渉、売却という順番で進みました。
最初に手をつけたのは相場調査でした。撮影はそのあとです。ChatGPTに、この商品がだいたいいくらで売れているのか、売れ筋の金額帯を調べてもらい、高いのか安いのか分からないまま値付けしたくなかったので、まず金額を調べる。
Appleの発表時価格は39,800円(2022年9月時点)だったことも把握し直して、調査をもとに決めた価格は、出品価格16,900円、値下げの下限15,000円、最低限受け取りたい手取り13,000円です。
厳密に手取り金額を決めたかったというより、交渉が来るたびにゼロから考え直さずに済むよう、先に基準を置いておきたかったんです。
出品したのは夜でした。37いいねと8件のコメントがつき、思っていたより反応が集まった印象です。値下げの目安は1日としていましたが、そこまで待たず、コメントや値下げ交渉に応じて価格を徐々に下げました。最終的には13,000円で売れています。
翌日の昼過ぎごろには売れていました。長く放置していた期間を考えると、出品してからは早く動いたという感覚でした。
清掃と撮影を含めた出品作業は、約5〜10分だった
いちばん意外だったのは、あれだけ面倒に感じていた出品作業が、清掃と撮影を含めてだいたい5〜10分で終わったこと。腰を据えて取り組むほどの作業ではないことは分かっていても、ずるずる後回しに。
いちばん警戒していた清掃も、その次に重く見ていた撮影も、すべてこの5〜10分に収まっています。頭の中で大きく膨らんでいた作業が、実際には短い時間で片付きました。
始める前の見積もりが、いちばん重かったんです。
やってみた感想は、「基本的に全部簡単だった」に尽きます。想像以上に面倒だった作業は、特にありませんでした。もう一度同じものを手放すとしても、省きたい工程や変えたい工程は思いつきません。それくらい、想像していた作業量と現実に差があったけど、今は業務を含めてほとんどの作業をAIエージェントに任せてしまっていて、過去メルカリで出品したときよりも、作業すること自体が面倒だと感じてしまっています。
メルカリがAIでの作業・MCPを公式でサポートしてくれたらそうとう楽になるんですが、今はAI出品サポートというテキストの自動生成に留まっているようですね。
発送前に「探す」から削除し、Apple Accountとの関連付けを解除
出品が簡単だったという話だけでは、ひとつ大切な工程が抜けてしまいます。僕は発送前に、AirPods Pro 2を「探す」から削除し、Apple Accountとの関連付けを解除しました。
個人情報とアカウントに関わるため、忘れずに済ませたい工程です。売れた勢いのまま梱包して送ってしまわないよう、発送前に組み込んでおく。Appleも、AirPodsを売る前にApple Accountから削除するよう案内しています。
高値を狙うより、早く手放すほうを選んだ
最終的な売却価格13,000円は、事前に決めた値下げ下限の15,000円を下回りました。それでも僕は納得しています。1円でも高く売ることより、早く手放すことを優先したからです。
数字を整理します。事前の方針は、出品価格16,900円、値下げ下限15,000円、最低手取り13,000円でした。実際の売却価格は13,000円で、手取りは11,250円です。
手取りだけを見れば、事前に決めた最低ラインも下回っています。それでも、値下げ交渉に応じたことを失敗だとは考えていません。早く終わらせるという優先順位に沿った選択でした。
使っていない機器を置いておいても、保管料がかかるわけではありませんが、「あの出品、まだやっていないな」という小さな引っかかりが頭の隅に残っていて気持ち悪い。
僕がいちばんよかったと感じたのは、使わないまま置かれていたイヤホンが現金に変わり、気がかりも消えたことです。その結果として、1万円ちょっとの手取りで十分だと思えました。
メルカリを選び、買取店へ行かなかったのは僕の条件によるもの
売却先は、最初からメルカリ一択でした。僕自身が、メルカリなら高く早く手放せると考えていたからです。
買取店、下取り、譲渡は検討しませんでした。買取店まで移動する時間や距離、交通費を考えると、僕には行く理由が見当たりません。家から出ずに出品できる選択肢がある以上、比較対象にならないんですよね。
この記事が参考にならない人、売らずに持っておく選択肢
まず、1円でも高く売る方法を知りたい人には向きません。写真の撮り方、説明文の型、値下げ交渉の断り方は、この記事では扱っていません。僕自身が使っていないからです。早く手放すことを優先した体験なので、期待とは逆の内容になると思います。
コメント対応や値下げ交渉そのものを避けたい人にも合いません。出品作業が5〜10分で終わっても、売れるまでには人とのやり取りが発生します。実際、8件のコメントがつき、値下げ交渉もありました。そこを避けたいなら、フリマ形式以外の出口を探すほうが合っているでしょう。
そして、売らずに予備として持っておく選択肢もあります。メインのイヤホンが使えなくなったときの代わりを予備として残す判断です。相場を調べた結果が、自分の受け入れられる金額に届かないなら、出品せずに様子を見てもいいですよね。
最初の30分で、相場と受け入れられる金額を決める
これから売るなら、撮影や清掃より先に、相場を調べて自分が受け入れられる金額を決めるのがよいと思います。売れそうな金額を調べたうえで、「これくらいなら手放してもいい」という金額を決めておく。この2つが、最初の30分でやることです。
僕も撮影より先に、相場を調べました。ChatGPTに売れ筋の金額帯を調べてもらい、そのあとに出品価格、値下げの下限、最低手取りを決めています。金額を決めてから、実際の出品作業に進みました。
ここでいう受け入れられる金額とは、最低限これだけ手元に残ればいい、という自分なりの基準です。調べた相場がその基準に届かなければ、この時点で売らないと決められます。届くなら出品へ進めばいい。写真を1枚も撮る前に、売るか持っておくかを選べます。
金額を先に決めておくと、値下げコメントが届いたときにも判断しやすくなります。毎回ゼロから考え直す必要がなく、決めておいた基準と見比べられるからです。僕は最終的に基準を下回る金額で手放しましたが、早く売るほうを自分で選んだため、迷いや後悔は残っていません。
相場を調べて金額を決めるまでは、写真も説明文も必要ありません。最初から出品作業をすべて思い浮かべると、僕のように重く感じてしまいます。最初にやることを「調べて決める」ところまでに絞る。そのあとで、写真や清掃に取りかかればいいんです。
古くなっても売れた。まず相場を調べるところから
使わなくなったAirPods Pro 2でも、古いからと放置せずに出品したら売れました。出してみてよかったと思っています。
今メインで使っているAIはChatGPTでPro契約をしているため、精度高く価格帯の調査レポートを作ってくれるし、手持ちの商品状態を入力に含めてしまえば、過去の販売履歴をもとに、売れそうな価格帯をアドバイスしてくれます。その金額帯を見つつ、可能な限りの最高価格を狙っていけばいい。
AI最高と実感する出品でした。